こんにちは、なぎまるです。今後は読書記事を週1回はあげていきたいと思っています。まだまだ知識不足なのでもっと投資やお金の本を読んで勉強しながら、ブログにも書いていきたいです。
今回は、「お金が増える米国株超楽ちん投資術(著者たぱぞう)」を読んで個人投資家にはとても参考になる良書だったので感想をあげておこうと思います。
まずどんな方におすすめできるかというと
- これから投資を始めたいと思っている方
- 日本株などに投資をしているが、米国株に興味が出てきた方
- 個別株での投資がうまくいっていない方
このような方におすすめです。
【読書】お金が増える米国株超楽ちん投資術【感想】
まず本のタイトルでもありますが、米国株に長期投資をすれば誰でも安定した資産運用ができるという趣旨の本です。
第1章では著者のたぱぞう氏のお金の履歴書では、日本株への集中投資の経験や米国株・インド株・インドネシア株への投資経験が語られています。
当時は逆張りや集中投資などの無茶な投資を行い大きなリスクをとったことによって利益を得ることができたようですが、著者のたぱぞう氏は、
私のしてきた投資は、決して無駄な経験ではなかったと思いますが、明言できることがあります。今の時代に生まれていたら全然違っただろう。こんなに遠回りはしなかっただろう、ということです。
と語っています。
今ではSNSなどからリアルタイムで手軽に投資についての情報を得ることができて、著者のような豊富な投資経験を持つ方の情報をこうして得ることができます。
著者のこれまでの投資経験と知識を詰め込んだこの本一冊で著者が最終的にたどり着いた正しい米国株投資知識が身につき、すぐにネットで投資を始めることができるので本当にありがたい時代だと言えます。
私が最も勉強になったポイント
たぱぞう氏のブログの読者から寄せられた質問に答えるコーナーで損切りについての質問への回答が私にとってとても勉強になりました。
大事なのは、「買うときにどういうストーリーを描いて買ったか」です。
また、
株価変動を判断基準にするのではなく、ストーリーから外れたら売り、ということです。
と答えています。
米国は伸び続ける。私はそういうストーリーを描いているから、米国株約4000銘柄に投資する「VTI」などの米国株ETFの長期買い持ちをおすすめしています。
このように著者は自分のなかで米国株投資のストーリーを明確に描いているから、値下がりしても慌てることなく正しい投資判断をすることができると答えている点はとても勉強になりました。
投資の手法は様々あり人それぞれ考え方やリスクの許容度が違うので、どの投資手法が絶対に正しいとは言い切れないし、今後の未来のことは誰にもわかりません。
そういった時に投資判断の軸となるのが、どのようなストーリーを描いて投資したかということだと思います。
これが無いとこれまでの私のように、あれこれといろんな投資に手を出してみたり色々な人の意見に流されてしまったりしてしまいます。
今後は投資の判断をするときは、自分の中で明確なストーリーが描けているかを意識して臨みたいと思います。
その他にこの本から勉強になるポイント
- 米国株でお金が増える理由
- インデックス投資と個別株について
- 投資信託とETFの違い
- 投資信託・ETF・個別株の注目銘柄についての解説
- 年代別のポートフォリオ
- 証券会社選びから口座開設までの説明・つみたてNISA・NISA・iDeCoの解説
- おすすめの投資本
このように、これから投資を始める人が知りたい情報がしっかりと解説されていてなおかつ初心者でも読みやすいのでとてもおすすめできる良書です。
米国株に興味がある方はぜひ一度読んでみて欲しいと思います。