今回は投資を始めたいけどいつ始めたらいいかわからない人へというテーマで話していきたいと思います。投資を始めてみたいけど、今は株高なのでタイミングが悪いとか、東京オリンピック後は、日本経済は失速し不景気になるなどの話を聞いたことはないでしょうか。
そのような話を聞くと、投資を始めるのをためらってしまう人も多いと思います。そんな方の為に、投資を始めるベストなタイミングを話していきたいと思います。
投資を始めたいけどいつ始めたらいいかわからない人へ
いきなり結論から書いてしまうと投資を始めたいと思ったら、今すぐに始めましょう。
なぜ今すぐ始めた方がいいのかという理由について説明していきます。
何故ならば、投資は始めるのが早ければ早いほど、時間を味方につけることができ、複利の力を発揮出来るからです。
複利の力とは、投資した元本だけでなく、投資して得られた利子がさらに利子を生むという仕組みのことです。
雪だるまを転がすと、徐々に大きくなっていくイメージですね。この複利の力は、かの有名な物理学者アインシュタインが人類最大の発明と呼んだそうです。
私は、投資でかなり失敗を繰り返してきていますが、現在投資を初めて10年ほどで総資産額は約1000万円を超えています。
私のようなダメダメな投資家でも、ここまで総資産を築けてきたのは、ただ単に約10年間という割と長い期間投資を継続してこられたということが一番大きかったと思います。
これまでの経験から私は、投資に絶対失敗しない方法なんてものはないと考えています。
なので失敗することを怖がらずに、ある程度投資について勉強したらその勢いで小さく初めて見ることが大切です。
投資を始める上での注意点
投資を始めたいと思ったら今すぐに始めるのが一番です。
ですが、注意点が一つあります。複利の力を得る為には、時間を掛けて定期的な積立投資を続けて行くことが前提となります。
従って、5年・10年・20年と長期間掛けなければ効果は、発揮されないということです。間違っても、短期間で一気に儲けようとしてはいけません。
私は投資金額がある程度大きくなってきた時に、『これからは分散・積立投資をやめて短期・集中投資で稼ごう』と日本個別株式を始めました。
投資初心者が投資にある程度慣れてきたときに個別株式や信用取引・集中投資を始めて短期で大きく稼ごうとすることは、個人投資家あるあるだと思います。
その結果、数年間で大きな含み損を抱えることになってしまいました。
その理由は、自分の投資に対する勉強不足や感情をコントロールできていなかった点・自分の中で投資の軸が定まっていなかった点が大きかったと思います。
短期間で一気に稼ごうと思うと、必然的に欲が出てしまい適切な買いの判断や損切りの判断が出来ません。
特に私が失敗したのは、初心者にありがちなポジションを取りすぎてしまったり(株を買いすぎてしまう)、損切りを適切に出来ないことでした。
なのでこの経験から言えることは、投資初心者の方はくれぐれも短期間で一気に稼ごうと思わず、時間を掛けてゆっくりと投資を行っていくことが大切だということです。
【まとめ】投資を始めるなら今すぐ小さく始めてみよう
私が、投資を始めたきっかけは、正直よく覚えていません。たしか、20代でするべきことみたいなタイトルの本を読んで、その本に投資の始め方が詳しく載っていたので、それを参考にして始めたのが、きっかけだったと思います。
投資を始める前に、投資の勉強をすることはとても素晴らしいことですがどんなに学んだところで絶対に成功できるようになるという訳ではありません。
それならある程度投資を学び、思いきって積立投資などを小さく始めてみてそれと並行して投資を学んだ方が相乗効果でより投資のことを理解できるようになると思います。
私は最初にインデックス投資信託の積立投資から始めました。投資は小さく始めれば、決して怖いものではありません。
現在は昔よりも投資を始めやすい環境が整っています。
- NISAやつみたてNISAなどの非課税制度
- 楽天ポイントやTポイントでできるポイント投資
- 100円から始められる投資信託
これらの制度やサービスを利用すれば、リスクを抑えて投資を始めることができます。
投資を始めてみたいと思った人は、できることなら今すぐに毎月捻出できる程度の金額から小さく始めてみましょう。