今回は積立投資をする際にどのような投資手法やサービスがあるのか、私が利用しているものを中心に紹介していきたいと思います。
積立投資に向いている種類とサービスとは
2016年頃から日本個別株に投資してきましたが、含み損を抱えることが多く、銘柄選びの甘さ・分析力の無さなどを痛感しました。
その為今後は個別銘柄ではなく、分散投資が容易でリスクを低減できる投資信託と米国株ETFを積み立てていきたいと思っています。
その際、私がこれから投資するETFと投資信託はコストも低く、分散投資ができて積立投資にも向いていると思うのでその銘柄と証券会社のサービスを書いていこうと思います。
積立銘柄一覧
その1・・・米国株ETF
1つ目は米国株ETFの2銘柄です。この2銘柄は年4回の分配金があること、経費率が0.08%と0.07%で保有コストが低いこと、幅広い分散投資が出来るところが魅力です。
iシェアーズ コア 米国高配当株 ETF(HDV)
52週高値 | 98.4900 | 52週安値 | 85.3200 |
基準価額 (米ドル) | 98.11 (2020/01/17) | 純資産総額 (百万米ドル) | 7,834.35 (2019/12/31) |
直近分配金 (米ドル) | 0.778998 (2019/12/16) | 分配金回数/年 | 4 |
直近現地分配金・ 権利落ち日 | 2019/12/16 | 分配利回り | 3.27 % |
設定日 | 2011/03/29 | 経費率(Total Expense Ratio) | 0.08 % |
SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF(SPYD)
52週高値 | 39.9800 | 52週安値 | 35.0700 |
基準価額 (米ドル) | 39.89 (2020/01/17) | 純資産総額 (百万米ドル) | 2,163.29 (2019/12/31) |
直近分配金 (米ドル) | 0.49717 (2019/12/20) | 分配金回数/年 | 4 |
直近現地分配金・ 権利落ち日 | 2019/12/20 | 分配利回り | 4.38 % |
設定日 | 2015/10/22 | 経費率(Total Expense Ratio) | 0.07 % |
iシェアーズ コア米国高配当株 ETF(HDV)の特徴としては米国企業の75銘柄で構成されており、財務健全性が高く投資家への配当を支払う事ができる資金余力によって構成銘柄が決められています。
構成される業種の上位5つは、
- エネルギー
- 通信
- ヘルスケア
- 金融
- 生活必需品
となっています。
SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETFの特徴としては、S&P500指数の銘柄の中から高配当利回りの上位80銘柄で構成されています。
構成される業種の上位5つは、
- 不動産
- 一般消費財・サービス
- 公益事業
- エネルギー
- 金融
となっています。
この2つの米国株ETFは、お互い高配当株を組み入れた銘柄という点では、共通していますが、HDVは配当力+財務健全性が高いこと、SPYDはS&P500構成銘柄の中から配当利回り上位80銘柄で構成されていることが特徴的です。
その為、業種別構成銘柄の比率が違っており上位にくる業種もHDVは、エネルギー・通信・ヘルスケアなのに対して、SPYDは、不動産・一般消費財・サービス・公益事業と違っています。
そのことから、この2つのETFを組み合わせる事によって投資先を分散することが出来て、1つの銘柄よりもリスクを分散することが出来ます。
そのため、私は今後この2銘柄の米国株ETFを積立投資する予定です。
その2・・・インデックス投資信託
2つ目は、インデックス投資信託の7銘柄です。私は昨年から、実験的にSBI証券のかんたん積立アプリを使って積立投資を実施しています。2020年も引き続き、そのままの設定で積み立てて行きたいと思います。
私としては、あくまでも高配当株投資がメインなので米国株ETFの2銘柄がメインです。そのため、このインデックス投資信託は補助的な役割なので銘柄自体はそこまでこだわりがありません。
絶対に長期間保有し続けるという訳ではなく、柔軟に状況次第で売却することも考えて積立しています。
- ニッセイTOPIXインデックスファンド
- ニッセイ外国株式インデックスファンド
- SBIバンガード・S&P500インデックスファンド
- eMAXISSlim国内債券インデックス
- ニッセイ外国債券インデックスファンド
- りそなAM-Smart−i Jリートインデックス
- りそなAM−Smart−i 先進国リートインデックス
2020年は、上記の米国株ETF2銘柄とインデックス投資信託7銘柄に限定して、積み立てていきます。今後は、毎月運用実績を継続して報告していきたいと思います。
積立投資に便利な買付方法
米国株ETFはSBI証券で定期買付サービスを利用して積立投資ができる
私は米国株ETFの買付は、SBI証券の外貨建商品取引サイトの定期買付サービスを利用して積立投資をしています。
方法としては、
- SBI証券の外貨建商品取引サイトに行く
- 取引ボタンを押し、定期買付ボタンを押す
- ティッカー(銘柄コード)で銘柄を検索する
- 買付日・買付金額などを設定をする
以上です。では詳しく見ていきます。
下の画像の定期買付のボタンを押すと定期買付の画面に移動します。
こちらが定期買付の画面です。
上記の2銘柄にあるように、HDVやSPYDなどティッカーと呼ばれるもの(日本株式で言う銘柄コード)で検索すれば、その銘柄が表示されて買付や売却ができるようになります。
こちらがiシェアーズコア米国高配当株ETF(HDV)の定期買付画面になります。
預かり区分・買付日選択・買付方法(株数指定か金額指定)・決済方法(外貨決済か円貨決済)・ボーナス月設定の5つの項目を設定すれば、自動で毎月忘れずに海外株式・ETFを買付できます。
またこのETFは外国の株式ですが、外貨である米ドルなどを持っていなくても日本円で決済可能な円貨決済が選べるので、持っている円を米ドルに替えるなどの手間がいりません。
日本の株式を買うよりも海外株式を買う方が何かと手間取ることが多いので、一度設定すれば忘れずに毎月買付してくれるので便利なサービスだと思います。
【まとめ】積立投資をするなら分散投資ができるETFと投資信託を選ぼう
今回は私が今後投資するETFと投資信託について説明しました。
これらの投資方法は個別銘柄よりも少額から分散投資が可能で積立投資に向いています。
また私が利用しているSBI証券の買付サービスを紹介しましたが、この他にも様々な証券会社の便利なサービスがあるのでそれらを有効活用して手軽に積立投資を始めてみましょう。