こんにちは、なぎまるです。今回は積立投資を始める際に重要なことは何かというテーマで話していきたいと思います。
積立投資を始めるにしても、投資信託やETFや個別株式など選べるものは数多くあります。こうなるとまず始める前にどうやって選んでいいか分からずに面倒になって諦めてしまう人もいると思います。
また始めるタイミングで悩む人も多いと思います。株価が絶好調で上がっていたかと思えば、何か世界的な経済問題や災害などがあって一気に下落してしまうこともありどのタイミングで始めればいいのか判断が難しいです。
では一体積立投資において何が重要なのでしょうか。
目次
積立投資において、重要なのは銘柄?始めるタイミング?それとも・・・
そういった中で、私が積立投資において最も重要だと思うことは銘柄選びや始めるタイミングではなく、毎月の積立金額だと思います。
毎月の積立金額が最も重要だと思う理由
私が毎月の積立額が最も重要だと思う理由は、
- 銘柄選びによって毎年のリターンを上げることは至難の技である
- 投資を始める・購入するベストなタイミングは誰にも分からない
- 毎月の積立額は、収入を上げる・支出をできるだけ下げるなど本人の努力次第で増やすことができる
などです。
銘柄選びで毎年リターンを上げることは難しい
銘柄選びは積立投資を始める上で、どの銘柄を積み立てるのか・どんな組み合わせでポートフォリオを組むのか悩むと思います。
ですが、ここにこだわりすぎて100点を目指すとなかなか始めることができません。また、個別銘柄でアクティブ運用してインデックス(株価指標)よりもリターンを上げようとすると相当な範囲の知識と銘柄選定に要する時間が必要になってきます。
そういったことが好きな人ならまだいいと思いますが、普通に会社に勤めている人がやろうとすると、相当な時間と労力が必要になりかなり大変です。
また個別銘柄に投資をして、市場平均(インデックス指数)に勝つことはプロでも難しいと言われています。
そのようなことに時間を費やすよりかは、実績があるインデックスファンドをいくつか投資先に選定して、リターンに関しては100点を目指さず80点を取れるようにすれば良いと思います。
良い投資先の条件は
- 手数料などコストができるだけ低いもの
- 株式指標(インデックス)と連動した動きをする投資信託やETF
- 純資産の規模が大きいもの
の三つです。決して手数料の高いアクティブファンドを選んではいけません。
保有する際のコストができるだけ低く、インデックス指標に連動した投資信託・ETFで、純資産の規模が大きいものを投資先に選ぶと良いと思います。
インデックスファンドは国内株式・国外株式・国内債券・国外債券・不動産・バランスなど様々な種類のファンドがありますが、ここは好みの問題になってきます。
こちらの記事でも紹介しましたが、
これから積立投資を始める人へのおすすめファンド【Fund of the Year 2019から選ぼう】
- eMAXIS Slimシリーズ
- 楽天バンガードファンド
- SBIバンガードファンド
などが評価が高いです。この辺りのファンドを選べば、あとはそこまで大きくリターンが違ってくることはないと思います。このようなファンドを投資先に選ぶことで、銘柄選びに無駄な労力を使うことなく、80点のリターンを得ることができます。
投資を始めたり、購入するベストなタイミングは誰にもわからない
投資を始めたり、購入したりするタイミングはいつがベストなのかは誰にもわかりません。もしわかることができたら世界一の投資家のウォーレンバフェットをも超える投資成績を残すことができると思います。
なので私たちができることは、できるだけ早くから長期間投資を継続することだけです。若い頃からできるだけ長期間投資を続けることによって市場の成長の恩恵を受けることができてリターンが安定してきます。さらに複利の効果を享受することもできます。
ですが、注意点として2020年3月現在のように市場の暴落はいつ起こるかわかりません。その時にパニックになって投資を辞めてしまわないためには、市場は必ず回復すること・市場は常に成長すること・暴落は安く株を買うチャンスということを知っておく必要があります。
毎月の積立金額は自分次第である程度コントロールが可能である
- 銘柄選び・・・インデックス(株式指標)に連動した投資先を選べば、80点を取ることは可能。だが、それ以上を目指すとなると個別銘柄を投資先に加える必要があり難易度が急激に上がる。
- 投資を始める・購入するベストなタイミングは誰にもわからない
以上のことを考えると、積立投資に置いて最も重要なものは、毎月の積立金額だと私は思います。この積立金額はある程度は自分自身でコントロール可能です。
- 収入を上げる努力をする(会社員なら給料UPを目指す、副業をするなど)
- 支出を下げる努力をする(無駄な支出をしない、倹約を心がける)
特に普段から倹約を心がけることは重要です。人は一旦贅沢な暮らしを覚えてしまうと、そこから基準を下げられなくなります。収入が上がっても、できる限り支出を上げないことが大切です。
まずは投資のリターンを最大化させる努力をする前に、投資に回せる資金を少しでも増やす努力をしましょう。
【まとめ】まず集中すべきは投資金額の最大化である
ネットで資産運用シミュレーションと検索すると資産運用のシミュレーションをできるサイトがいくつも出てきますが、毎月の投資金額を少しでも増額すると結果が大きく違ってくることに驚くと思います。
投資はできるだけ長期間の資産運用をすることでリターンが安定し、できるだけ大きい投資金額を運用することで複利効果を享受することができます。
とはいえ、いきなり収入を上げることは本業においても副業をするにしても難しいです。そのため、まずは手のつけやすい無駄な支出の削減などすぐに始められるところから始めてみましょう。