こんにちは、なぎまるです。今回は私が株主優待投資をやめた理由について書いていきたいと思います。
私は、2020年2月まで株主優待銘柄や高配当銘柄など日本株に投資をしていました。ですが、ブログでも書いているように日産株を中心に大きな含み損を抱えてしまい、日本株を全て売却しました。
ほとんどの銘柄が含み損の中、ファミレス最大手のすかいらーくは売却するときも含み益でなおかつ株主優待の割引カードも結構な金額をもらえるのでありがたかったですが、それもまとめて全て売却しました。
株主優待銘柄への投資は、保有していれば配当金ももらえて尚且つ優待品ももらえるので、投資をするのは結構なお得感があります。
株主優待ももらえて銘柄を選定する楽しさもある株主優待投資は良いことづくめな感じがしますが、なぜ私が株主優待投資をやめたのかその理由を書いていこうと思います。
目次
私が株主優待目的の投資をやめた理由【初心者にはおすすめしない】
投資目的が曖昧になってしまう
まず一つ目の問題として、株主優待目当てで投資を始めると自分が投資をしている目的自体が曖昧になってしまうことです。
投資をすることの目的が例えば
- 資産を増やしたい
- 優待品が欲しい
- 配当+優待利回り(キャッシュフロー)が欲しい
などどれを優先するかが明確になっていれば優待投資をしても良いと思いますが、それが曖昧だと株式を購入する判断や売却する判断で迷ってしまうことになります。
最初は資産を増やしたくて投資を始めたけど、優待株を買うことが優先になってしまって会社の業績や先行きから判断すると投資するに値しないのに買ってしまうなど、投資の判断基準がブレてしまうなんてことが起きてしまいます。
私も本来資産を増やすことが目的で投資をしていたはずなのに、優待利回りを優先して銘柄を選んでしまって、失敗することが多々ありました。そのような時ほどそれほど必要でない優待品だったなと受け取ってから後悔することが多いです。
投資をする1番の目的が優待品をもらうことではなく、資産の拡大を目的として投資をする場合は、優待株投資はしない方が良いと思います。
お得感を優先してそれほど必要のない株まで買ってしまう
株主優待銘柄には、金券・商品券や優待券がもらえるもの・お米など食品がもらえるもの・サービスが割引されるものまで様々あります。
特に雑誌などではほぼ毎月特集されていて、特に配当金と優待品を合わせた配当+優待利回りでランキングやお得銘柄特集などがよく見受けられます。
私も株主優待投資をしていた頃は、よく参考にしていました。確かに配当金+優待利回りが良い株式を買うことは、優待が出ない株式を買うよりも得をしている気分になります。
ですが、私の場合だと優待券など期限内に使いきれなかったりするものが出てきました。なぜ使いきれなくなるかというと、例えば外食の優待券だったら普段から定期的に利用していたりしない限り、結局無理をして優待券を使い切るために行くことになるからです。
自分にとって普段から必須のものやサービスなどの優待品がもらえる株式なら優待目当てで買っても無駄にはならないと思いますが、ただ優待品をもらえるというお得感に釣られて優待株を買ってしまうと後で結局後悔することになります。
優待株投資をする場合は、
- 優待品が廃止・改悪になるリスク
- 優待品を考慮しなくても投資に値する企業なのか
- 優待品は今の生活で必要なものなのか
- 優待品は今の生活で必ず使いきれるものか
この辺りのことを前提として、投資をする方が無難だと思います。
まとめ【自分の投資目的を明確にすることが大切】
株主優待は投資すること自体が楽しくなったり、実物の優待品がもらえるメリットがあるなど個人投資家にとって素晴らしい制度だと思います。
ですが、自分の本来の投資目的を明確にした上で利用しないと投資の目的自体が曖昧になってしまいます。そのため、自分にとって投資をすることの最優先事項は何なのかを考えた上で株主優待制度を利用するべきです。
特に投資を始めたばかりの頃は、投資をする際の判断基準が優待欲しさに曖昧になってしまわないよう気をつけて投資をするようにしましょう。