こんにちは、なぎまるです。今回は投資を始めるなら高配当株投資かインデックス投資どちらを選択すべきかを考えていきたいと思います。
私は、現在米国高配当ETFのSPYDとHDVを中心に投資をしていて4月からインデックス投資のeMAXISSlim米国株式(S&P500)を始めました。
投資には色々な手法がありますが、最近では高配当株投資かインデックス投資の2つの手法が人気があるように思います。
これから投資を始めようとしている方にとっては、どのような投資手法を選べば良いのか選択が難しいと思います。
そのため、もしこれから投資を始める場合は高配当株投資やインデックス投資といったどのような投資手法で始めるのが良いのかを考えていきたいと思います。
投資を始めるなら高配当かインデックス投資か
まずは高配当株投資とインデックス投資それぞれのメリット・デメリットについて私の考えをまとめていきたいと思います。
高配当株投資のメリットは
- 定期的な配当金を得ることができる
- 株式を売却せずに配当金というリターンを得ることができる
- 相場の低迷期は配当金が心理的な負担を軽減させる要因になる
高配当株投資のデメリットは
- 成熟した企業が多く今後の成長が見込めない
- 個別株の場合、銘柄分析が必要
- 配当金に税金がかかり、投資効率が落ちる
このような感じです。
インデックス投資のメリットは
- 少額で始められて、コストが低い
- 分散投資が容易である
- 過去の歴史や実績から考えると長期間続ければ、ほぼ確実に成果がでる
インデックス投資のデメリットは
- 積立期間はキャッシュフロー(収入)が増えることはない
- 売却するまで資産拡大の恩恵を得ることができない
このような感じです。
まとめると
投資効率が落ちても、配当金というキャッシュフローを重視する人には、高配当株投資が向いています。ですが、ある程度の元手がないともらえる配当金も少なくあまり良さを感じられないことと、インデックス投資よりも難易度が高いことという難点があります。
相場の歴史や実績から考えて理論的に資産拡大を目的に投資をしたい人には、インデックス投資が向いています。こちらは高配当株投資よりも難易度は低く始めやすいですが、売却するまでリターンを得ることはできないので、積立期間の収入は変わらず生活に変化は少ないので日々の生活への恩恵は限定的です。
したがって、どちらの投資方法が優れているかではなく、投資をする人それぞれの目的や状況に適した投資方法を選ぶことが重要だと私は思います。
これまでの投資経験からの私見
私はこれまでインデックス投資から投資を始めて、純金投資や不動産投資信託や日本個別株など様々な投資に手を出してはやめてを繰り返してきました。
なぜ同じ投資を長期間続けることができないのかと悩み考えたところ、基本的にキャピタルゲインを考えて投資をしているので、ある程度利益が出てくるとそれを確定したくなってしまうことが1番の理由として考えました。
人間の心理的にある程度利益が出てくるとそこから下がることが損に思えてしまい、少ない利益でも利益確定したくなるという理論です。
逆にサンクコストを気にして、大きく値下がりしているのに損切りすることができないのもよくある話です。
私のこれまでの投資経験は、この心理的な罠に陥り利小損大になってしまっていました。
このような経験から、これからはキャピタルゲインを重視した投資からインカムゲインを重視した投資に切り替えて資産拡大を1番の目的にするのではなくキャッシュフローの最大化を1番の目的とした投資をしていこうと考えました。
それが現在の高配当ETFをメインとした投資スタイルに繋がっています。ですが、やはり配当を出さない成長株への投資も外せないと考えてインデックス投資信託による積立投資もサブで行なっています。
このように恥ずかしながらこれまでの投資経験の反省から今の投資スタイルに繋がっているので、私自身の経験から言えることは投資をする目的や状況や実際に投資をしてみてどう感じるのかは人それぞれであり経験してみないとわからないところが大きいと思います。
そのため自分が仕組みを理解して納得できた投資方法をまずは小さく初めてみるのがリスクの低い投資の始め方だと思います。
まとめ【自分が理解できて目的に合う投資を始めるのが大切】
今回のまとめとしては、高配当株投資もインデックス投資もそれぞれ一長一短があり、自分の目的に合った投資を選ぶことが重要となります。
高配当株投資もインデックス投資も優れた投資方法ですが、これまでの私のようによく中身を理解せず、相場状況によって感情を振り回されていては決して投資を継続することはできません。
どれだけ理論が優れた投資方法だったとしても、継続して投資できるかは自分自身にかかっているのです。
以前の私のようなことにならないように
- どんなに優れた投資であってもリスクリターン・メリットデメリットを自分で考える
- 自分が始めようとしている投資方法は自分の目的に適しているのかよく考える
- 自分の今の経済状況に適していて納得できる投資が見つかったらまずは小さく始めてみる
このあたりを守って高配当株投資をするのかインデックス投資をするのかまたは別の投資手法にするのか考えて投資手法を選ぶようにしましょう。