こんにちは、なぎまるです。今回は2021年3月の分配金が2020年3月と比べて、減配となったHDVについて見ていきたいと思います。
2021年3月のHDV分配金は、1株0.882118ドルでした。直近の配当利回りは、3.75%となります。
HDVの2020年3月の分配金は、0.914362ドルだったので昨年同期比で約3.5%の減配となりました。
今回は減配となりましたが、今後もHDVはガチホしていく予定です。今回はその理由を書いていきたいと思います。
【米国】HDVが減配!だけどガチホする理由【高配当ETF】
まずはHDVの月別分配金を見ていきます。
割と月別で見てみると、上がったり下がったりでバラバラなことがわかります。
2012年〜の年別の分配金を見ていくと、2016年以外は増配しており、安定していることがわかります。
ここで同じく米国高配当ETFのSPYD月別分配金を見てみます。
2020年のSPYD分配金は、6月と9月は大きく減配しました。
このように、SPYDは2020年のコロナショックのような時に株価だけでなく分配金も不安定になることがわかります。
年別分配金でも、SPYDは2020年減配となっています。
このSPYDと比較すると、HDVは2020年の9月は減配したものの前年とほぼ同等の配当で、2020年全体だと増配になっています。
SPYDは分配金にムラがある印象ですが、HDVはそこまで増減が大きくない印象があります。
今回の減配も前年同期比で約3.5%ですので、そこまで悲観しなくてもよい水準だと思います。
そのため、私はこのふたつの高配当ETFを組み合わせて保有しています。
ここからは、簡単にHDV(iシェアーズ・コア米国高配当株ETF)の紹介をしていきます。
これまでのHDVのトータルリターンの推移です。年率だと9.6%となっています。経費率は0.08%です。
ETFの特徴としては、モーニングスター配当フォーカス指数の価格と利回りパフォーマンスに連動した投資成果を目指すとしているため、配当水準が高く財務健全性が高い企業に投資しているのが特徴です。
全構成銘柄は75銘柄で、構成上位銘柄とセクター比率をみると、エネルギー・ヘルスケア・生活必需品・金融の構成比が高いことがわかります。
HDV(iシェアーズ・コア米国高配当株ETF)の簡単な紹介は以上となります。
【まとめ】減配したけど、今後もHDVを保有し続けていきます
まとめとしては、今回の2021年3月のHDVの分配金は、1株0.882118となり2020年3月の1株0.914362ドルと比較して約3.5%の減配となりました。
今回は減配しましたが、
- 長期的なトータルリターンが右肩上がりなこと
- 配当推移でも長期的には安定して右肩上がりなこと
- 財務健全性が高い銘柄に投資されていること
などの理由から今後も保有し続けていこうと思います。
現在HDVの保有数が、特定口座↑とNISA口座↓で合わせて481株なので、今回の分配金は税引き前約424ドル・税引き前46,299円となります。
約3.5%の減配はしましたが買い増ししていることもあり、前回の2020年12月とほぼ同程度の分配金が入るので、今後も米国ETFに再投資して配当金を増やしていきたいです。