こんにちは、なぎまるです。今回は、2023年3月3週の米国株ポートフォリオ状況を公開していきたいと思います。
今週の米国株は、ダウ平均がマイナス0.4%、ナスダック総合がプラス4.27%、S&P500がプラス1.50%と明暗が別れる結果となりました。
先週SVB(シリコンバレーバンク)が経営破綻した影響から、金融株は大幅安となり、またクレディスイスの経営不安も強まったことなどからそれが金利や株価に大きく影響しました。
金融株が下げる一方で、金利低下の影響からハイテク株は買われる展開となり、ナスダック指数はプラスとなりました。
また米CPI(消費者物価指数)については、市場予想並みの結果となりました。
週末前にはリスクを回避するための売りが多く、来週にはFOMCもあるため今週と同様に複雑な市場となりそうです。
ドル円については131円台まで大幅にドル安円高となりました。
クレディスイスの問題や米地銀の問題についても、それぞれスイス中銀の支援や米政府の支援が決まっていますが、それでも市場の不信感は根強い結果となっています。
ビットコインについては大幅に反発し、現在1BTC360万円まで上昇しています。
シルバーゲート銀行など暗号資産と関連の強い銀行の破綻が続く中、下落していたビットコインでしたが、相対的に安全とみなされたことで、大幅反発につながりました。
今週の米国株は、連鎖的な金融市場の不安から金融株を中心に大きく下落した一方でハイテク株などは上昇しました。
また相対的に安全と見られるビットコインが買われるなど、投資家の資産への認識の変化があり、資金移動も頻繁になっています。
来週にはFOMCもあるため、複雑な金融市場はまだまだ続きそうですね。
それでは、2023年3月3週のポートフォリオ状況を公開していきます。
2023年3月第3週の米国株ポートフォリオ状況を公開
まずは、SBI証券の米国株アプリで米国株式評価額を見ていきます。
| 3月3週(今週) | 3月2週(先週) | 前週比 |
総評価額 | 142,509.84USD | 144,617.06USD | -2,107.22USD |
評価損益 | -785.01USD | +1,322.21USD | -2,107.22USD |
評価損益率 | -0.55% | 0.92% | -1.47% |
今週は総評価額142,509.84USDとなり、先週の 144,617.06USDと比較すると-2,107.22USDという結果となりました。
評価損益としては、久々にマイナス評価となってしまいました。
| 3月3週(今週) | 3月2週(先週) | 前週比 |
総評価額 | 18,956,653円 | 19,770,591円 | -813,938円 |
評価損益 | +2,874,749円 | +3,688,687円 | -813,938円 |
評価損益率 | +17.88% | +22.94% | -5.06% |
円建てでは評価損益率-5.06%でした。
先週よりはマシな結果でしたが、今週もドル安円高の影響で大幅にマイナスとなりました。
次に現在の米国ETFポートフォリオです。
ポートフォリオに変化はありません。
ほとんどの銘柄がマイナスとなっており厳しい状況となっています。
2021年8月〜の資産推移です。(塗りつぶし部分が取得額合計・折れ線部分が評価額合計)
2週連続の下落でグラフでもわかりやすく下がってしまい厳しい状況となっていますが、継続して投資をしていきたいと思います。
まとめ
今週の米国株は、SVBの経営破綻をはじめとする金融システムへの不安から、金融株の下落によりダウ平均は下落する一方でハイテク株中心のナスダックは上昇するなど複雑な市場となりました。
ポートフォリオの主力であるSPYDは、金融株の比率が高いので先週から大幅に下落しポートフォリオ全体に大きく影響が出ています。
しばらくは厳しい投資状況が続きそうですが、今月は配当金も入るのでより安定したポートフォリオにしていけるようにしっかり投資を継続していきたいと思います。