こんにちは、なぎまるです。昨日も最近のドル価格について書きましたが、今日はついに1ドル110円を突破して、現在110.3ドル付近です。
米長期金利の上昇に合わせて、ドルが買われているようです。
米国国債もここ最近は上昇を続けています。
為替の問題は、各国の経済状況や政策が複雑に関係してくるので、先行きを読むことはできませんが米国株投資に大きく影響してくるので要注目していきたいですね。
1ドル110円突破で円安ドル高が進行中!
2021年1月初めの1ドル102円からここ数ヶ月でドルは一気に上昇し、ついに110円を突破しました。
ドルユーロをみてもわかる通り最近はドルが強いですね。
対円では約1年ぶり、対ユーロでは4ヶ月半ぶりのドル高だそうです。
ドル高だと米国株投資をしている人にとってはメリットもあります。
1ドル100円のときに日本円で米国株を購入していた場合、1ドルが110円になればそれだけで円換算10%の資産増となります。
逆に考えれば、ドル資産の米国株に投資する場合は、円安(1ドル110円)より円高(1ドル100円)になっている時の方が同じ株価でも購入できる量は大きくなります。
これから米国株投資をして資産を拡大させる局面の若い世代にとっては、今のような円安になるよりも円高になった方が、良いということですね。
逆に資産を取り崩して、ドル資産を円資産に替えて使おうとする場合は、円安になっていた方がお得となります。
このように、ドルと円の為替の動きは米国株投資をする上で、切っても切り離せない関係ということですね。
また米国長期金利の上昇によって起こることは、米国株式の下落です。特にハイテク株などが売られやすくなります。
ハイテク株などのグロース株はPER(株価を1株あたりの利益で割った株価収益率)が高いことから、PERの逆数である益回りが低い傾向があります。
このことから、PERの高いハイテク株などのグロース株は、長期金利の上昇局面では投資妙味が相対的に低くなることから売られやすくなるということです。
為替や金利などは、株式との関係が複雑に絡んでくるので、米国株投資初心者の私もまだまだ勉強中でわからないことが多いため、投資をしながら学んでいきたいと思います。
【まとめ】米国株投資をする上で、為替リスクは見逃せない存在
1ドル110円を突破して、円安ドル高が進行中です。米国株投資をする上では、為替リスクは見逃せない存在です。
円安、円高それぞれ米国株投資をする中でメリットデメリットが存在します。
これらのリスクを分散するためには、
- ドルコスト平均法で長期で投資する
- 円資産やドル資産など通貨分散して投資する
などで対策することができます。
ですが、そこまで急激な円高・円安などでなければ私はそこまで気にせずいつも通り米国株投資を続けていこうと思っています。
なぜなら米国株はこれまでもっとも長期間に渡って、右肩上がりで成長している株式市場だからです。
これまでより低く成長率を見積もっても、平均して年率5%以上は成長するとされているので、私は今後も米国株メインで投資を続けていこうと思います。