こんにちは、なぎまるです。今回はVTI(バンガードトータルストックマーケットETF)から分配金が入金されたのでVTIについて見ていきたいと思います。
VTIの2021年3月の分配金は1株0.6716ドルでした。直近の配当利回りは1.30%となります。
昨年の2020年3月の分配金が1株0.614ドルだったので、昨年同期比で9.38%の増配となりました。
私は現在、VTIを特定口座で11株・NISA口座で20株保有しています。
2021年3月分の分配金は、合計17.43ドルとなりました。
VTIはその名の通り、米国株式市場の投資可能銘柄のほぼ100%をカバーする米国ETFとなっています。
そんなVTIはこれから米国株投資を始めようとしている人にも、メインの投資先としておすすめできるETFなので紹介していきたいと思います。
VTIから分配金が入金!VTIは米国株投資の主力としておすすめのETF
VTIの月別分配金について見ていきます。
だいたい順調に右肩上がりで配当が増えていることがわかります。
次に年別の分配金を見てみます。
昨年の2020年以外は、綺麗な右肩上がりで推移しています。
増配率をみてみます。2010年からの増配率をみてみると、平均増配率は9.4%となっています。
これまでのVTIの分配金の結果をみてみると、利回りとしては1.3%と高配当ETFと比べると低いですが、増配率に関してはかなり安定した結果となっています。
トータルリターンをみても安定した右肩上がりで4倍に近い結果を出しています。
2021年2月28日時点で、全米の3669銘柄に分散投資されており、トップ10の企業をみてもアップル・マイクロソフト・アマゾン・アルファベット・フェイスブックなど誰もが知っている銘柄が名を連ねています。
これだけの分散投資ができるETFでありながら、経費率は0.03%と非常に低いコストで投資することができます。
VTIのポイントとしては、まさに全米への投資を可能としているので中小型株の成長を取り逃がさない仕様になっていることです。
もうこいつ(VTI)だけでいいんじゃないかな・・・
とも思えるほどバランスのとれたETFです。
高配当株への投資をメインにしていると、必然的に成熟した企業への投資に偏ってしまいます。
長く継続した投資をしていくのであれば、増配率が高く今後の高配当化が期待できるVTIは、高配当ETFへの投資をメインにしている人にもおすすめできるETFではないでしょうか。
【まとめ】高配当投資家にもおすすめできるVTI
VTI(バンガードトータルストックマーケットETF)は、全米への投資を可能とするETFなので、どうしてもGAFAMなど時価評価額上位のグロース株が目立ちます。
ですが、分配金に目を向けると増配率が高く、今後高配当化が期待できるETFだということがわかります。
これから米国株投資を始める方だけでなく、高配当株投資をしている人にも、おすすめできるETFだと思います。
圧倒的な低コストで分散投資ができて、今後も安定したトータルリターンを狙っていけるETFなので、米国株投資で迷ったらまずこのVTIへの投資を考えてみてはいかがでしょうか。