こんにちは、なぎまるです。今回は先月2月の終わりに初めて確定申告した話を書いていこうと思います。
これまで投資は割と長いこと続けてきましたが、今まで確定申告はしたことがありませんでした。
それに確定申告は、かなり面倒なものだと思っていたので、積極的に調べることもしませんでした。
ですが、昨年の2020年は日本株を全て売却した時に、大きな損失が出たので2020年分はさすがに確定申告をせざるを得ない状況でした。
さすがに損失100万超えているし、確定申告せざるを得ない
損失が出ていれば、損益通算と繰越控除が使えるので確定申告をしない手はありません。
さらに2020年から米国株への投資がメインになったので、国際的な2重課税の調整のための外国税額控除もした方が得です。
米国株などの配当金は、あらかじめ米国で10%税金がかかり、さらに日本でも20.315%の税金が引かれています。
外国税額控除とはその2重で支払っている税金を還付してもらえる制度です。
私は、
- 損益通算
- 損失の繰越控除
- 外国税額控除
の部分で確定申告が必要になったので、先月確定申告を行いました。
初めて確定申告した感想は、自分が思っていたよりもずっと簡単でした。
少しの手間をかけて手続きをしただけで、税金が還付されるので、私のように米国株で配当金等を受け取っている人や株式投資で損失を計上した人はやらない手はありません。
今回の話が参考になれば幸いです。
【米国株】確定申告で還付金が振込された話【配当金】
まず国税庁の確定申告書等作成コーナーというホームページで確定申告を行うことができます。
インターネットで確定申告すると、
- e-Taxで提出(マイナンバーカード方式)
- e-Taxで提出(ID・パスワード方式)
- 印刷して提出
の3つの方法があります。
マイナンバーカードを持っている人は、ICカードリーダライタを利用するかマイナンバーカード対応のスマートフォンを利用してe-Taxが利用できます。
私はマイナンバーカードを持っていなかったので、税務署でID・パスワードを発行しました。ID・パスワード自体は、5分〜10分くらいで発行することができました。
ですが、税務署は平日しか開いてないので会社員の方などは、平日に時間をとって行くしかありません。
ID・パスワード方式は、マイナンバーカード方式が普及するまでの暫定的なものと書いてあるので、私はその日についででマイナンバーカードの発行手続きも行いました。
今後は、マイナンバーカードに統一されていくなら今のうちに発行しておいた方がいいかもしれません。
確定申告に必要だったものは
- 源泉徴収票
- 特定口座年間取引報告書
この二つだけです。
源泉徴収票は、会社から受け取ります。
特定口座年間取引報告書は、私の場合だと、SBI証券は郵便で届きます。楽天証券は、楽天証券にログインした時のトップページに案内が出来てきます。
本当にこの二つの書類の通りに、書いてあることを入力するだけで確定申告が完了できました。
今回の私の場合、
- SSBI証券で損失が出ている
- 楽天証券で利益が出ている
状態だったので、二つの証券口座を損益通算しました。
またSBI証券では、損失の繰越控除を行いました。
損失の繰越控除を行うと、3年間損失を繰り越すことができるので、今年以降も2020年の損失を上回る利益が出ない限り、その分を控除できるので節税になります。
注意点としては、3年間は投資の取引がなくても確定申告をしなければならないところです。
外国税額控除については、2020年の1年間の配当額と外国所得税の額を入力するだけです。
面倒な計算などは、自動で行ってくれます。
本当に源泉徴収票と特定口座年間取引報告書に書いてあることを入力するだけで出来てしまうので、自分が想像していたよりもずっと簡単でした。
2月の終わり頃に確定申告を行い、3月10日に国税還付金振込通知書が届きました。
そして今回の確定申告によって、私に還付される金額は約15000円でした。
それに加えて、損失の繰越控除を行っているので、今年受け取る分の配当金の税金が控除されます。
投資で損した分は投資で取り返そう(フラグ)
少しの手間で結構な金額が返ってくるので、
- 株式投資で損失を確定した人
- 米国株で利益や配当金を受け取った人
などは忘れずに確定申告するようにしましょう。