こんにちは、なぎまるです。今回は2020年の2月に損切りした日産株がコロナショック前まで株価を戻していた話をしていきたいと思います。
投資には失敗がつきものですが、昨年、日産株を損切りしたことは、個人的に過去一番の失敗でした。
昨年日本株を全て売却する前までは、保有している株の中で、日産が一番保有数が多く、集中投資をしていました。
この投資は失敗しましたが、失敗したことで多くのことが学べたので結果的にはよかったと思います。
投資は長い人生の中で自分があきらめない限りは、続けていくことが出来ます。結構な損失を被りましたが、相場から退場するほどではなかったので今後のためにはいい経験でした。
私の今回の失敗談が、みなさんの参考になれば幸いです。
昨年損切りした日産株がコロナショック前まで株価を戻していた話
損切りした当時のブログ記事は下の記事となります。
大きな損失のわりには、前向きだったと思います。
私が日産株を全て売却した日は、2020年の2月10日でした。
その後2週間ほどで400円代、1ヶ月ほどで300円代と下がっていきました。
その後は、10月まで300円〜400円あたりを行き来していましたが、11月ごろから上がり始め、2021年の2月ごろに600円代まで上昇し、結果的にコロナショック前の水準まで戻すところまできました。
売却した2020年の2月頃としてはそれから1〜2ヶ月程度で、半値近くになったので損切りしてよかったと思いましたが、一年持ち続けていればコロナショック前の株価水準まで戻る結果となりました。
高配当株としては、2016年〜2018年までは4%代・2019年は6%代でしたが、2020年に至っては中間配当が10円、期末配当はなしという結果でした。
まとめると、株価だけを見れば1年間持ち続けていれば日経平均株価の上昇と共にコロナショック前の水準まで持ち続けてもよかったことになります。
ですが、今後も配当金が無配か低い水準でとどまるのであれば、売却するには良いタイミングだったかなと思いました。
【まとめ】投資手法の反省点と今後どうするか
今回の投資手法の反省点をあげると、
個別株(さらに自動車株という景気敏感株)への集中投資
ここに尽きるかなというところです。
さらにいうならば、株式を購入した段階でその投資への絶対的な自信があれば、何があっても何年経っても売却することは無かったなと思います。
ウォーレンバフェットのように、徹底的に自分が納得するまで企業の財務諸表を調べ上げ、長い期間をかけて投資をする覚悟がなければ、個別株への集中投資で成功するのは難しいということです。
私にはそこまで考えて、断固とした覚悟で投資できていませんでした。
また、たとえ個別株への投資をしていたとしても、
- 少なくとも10銘柄〜など分散投資を行う
- セクターが偏らないように分散投資する
- 保有金額が偏らないように1銘柄何%までなどルールを決めて運用
などしていれば、そこまで大きな損失となることはありませんでした。
仮に1銘柄最大10%など決めてポートフォリオ管理していれば、半値になったとしても、5%の損失ですみます。
コロナショックのように全面的な下落相場の場合だと、そこまでうまくしのぐことができるかわかりませんが、私の場合のように無謀な集中投資しているよりははるかにましな状況だったと思います。
そのため今回の投資の経験から学んだ今後の対応策としては、
- 個別株への投資は1銘柄、資産の10%までなどのルールを決めて運用
- 個別株への投資は少なくとも10銘柄以上〜への投資・セクター分散をする
- 個別株への投資は、徹底的にファンダメンタル面を調べ上げて、長期投資をする
- あらかじめ分散されているETFや投資信託へ投資する
があげられると考えます。
そのため私は、現在ではまだ個別株への投資はしておらず、ETFへの投資しか行なっていません。
ですが、今は米国ETFのみとなっているので為替リスクの影響が大きいという課題があり、日本株への投資も今後は必要だと感じています。
また今後、個別株に投資をする時がきたら、今回の投資の反省を生かしてポートフォリオを組みたいと思います。